マイホーム所有者必読!【住宅ローン】見直しで固定費削減。借り換えシミュレーションと金利交渉のススメ

家計管理
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マイホームを購入して数年が経ち、住宅ローンの返済が続いている方も多いのではないでしょうか。毎月の支払いが家計の大きな負担になっていると感じている人もいらっしゃるのではないかと思います。

そんなみなさんに活用いただきたいのが、住宅ローンの借り換えシミュレーションです。借り換えをせずとも、シミュレーション結果をもとに、今の銀行と交渉次第で金利を下げられる可能性があるんです。

この記事では、住宅ローンの金利を効果的に下げる方法や、銀行との交渉のコツ、そして注意点について詳しく説明します。これらの情報を使えば、毎月の支払いを減らせるかもしれません。

もし今よりも、たとえ月5,000円でも支払額を下げることができたとしたら、年間で6万円もの削減になります!ローン残期間にもよりますが、トータルで100万円以上の削減になるなんてことも決して珍しくありません。

まずは、住宅ローンの金利の種類について理解しましょう。

主に2つのタイプがあります:

  1. 変動金利型
  2. 固定金利型

変動金利型

変動金利型は、世の中の金利の変化に合わせて金利が変わるタイプです。

特徴は次のとおり:

  • 半年ごとに金利が見直される
  • 金利が下がると支払いも減る可能性がある
  • 金利が上がると支払いも増える可能性がある
  • 最初の金利は固定金利型より低いことが多い

固定金利型

固定金利型は、契約したときの金利が返済期間中ずっと変わらないタイプです。

特徴は次のとおり:

  • 金利が変わらないので、支払いが安定している
  • 世の中の金利が上がっても影響を受けない
  • 金利は変動金利型より高いことが多い
  • 世の中の金利が下がっても得をしない

自分の住宅ローンがどちらのタイプなのか確認しておくことが、見直しの第一歩です。

今の借入れ状況をチェックしよう

見直しを始める前に、まずは自分の今の借入れ状況をしっかり把握しましょう。

次の手順で確認します:

  1. 住宅ローンの返済予定表を用意する
  2. 今のローン残高を確認する
  3. 今の金利を確認する
  4. 残りの返済期間を確認する

これらの情報は、借り換えのシミュレーションや後の銀行との金利交渉で重要になります。

借り換えシミュレーションを使ってみよう

次に、借り換えのシミュレーションをしてみましょう。

これで、もし借り換えをしたなら、今の条件と比べてどれくらいお得になるかがわかります!

おすすめの住宅ローン比較サイト

借り換えシミュレーションには、住宅ローン比較サイトが便利です。

以下の理由から、特に「モゲチェック 」がおすすめ

  • 無料で利用可能 ※ユーザー登録は必要
  • ネット銀行や有名な銀行の最新ランキングがすぐわかる
  • 簡単な操作で詳しいシミュレーションができる
  • 情報が常に新しく更新される

シミュレーションのやり方

  1. モゲチェック で住宅ローン診断を実施
  2. 希望条件の入力(変動金利 or 固定金利、返済期間など)
  3. シミュレーション結果を確認

結果でメリットが確認できたのなら、仮審査まで通しておくことをおすすめします。理由は、後の銀行との金利交渉において、借り換え検討をしていることの本気度がより伝わるからです。

仮審査をしたからと言って、本審査に進んで必ず借り換えをしないといけないということでもありません。また仮審査を申し込んだ後、しつこい勧誘やセールスなどもありませんので、そのあたりはご安心ください。

借り換えがお得かどうかの判断基準

シミュレーション結果を見て、次の基準を満たしていれば、借り換えるメリットがあると判断できます:

  • ローン残高が1000万円以上ある
  • 今の金利と借り換え後の金利の差が1%以上ある
  • 返済期間が10年以上残っている

ただし、これはあくまで目安です。

実際には、次のような金額的な目安も参考にしてください:

  • 毎月の支払いが5,000円〜10,000円以上減る
  • 全部の支払い金額が数十万円〜100万円以上減る

今の銀行と金利交渉をしよう

借り換えシミュレーションでメリットが確認できたら、今の銀行といざ交渉してみましょう!

銀行にとって、住宅ローンは大きな収入源の1つです。借り換えをされて金利収入が0になるよりは、金利を少し下げてでも借り換え阻止できる方が銀行としてもメリットがあるため、交渉に応じてもらえるケースが多いです。

ここでポイントとなるのは、交渉を有利に進めるための準備です!

交渉の準備

  1. シミュレーション結果を控えておく
  2. 住宅ローン返済予定表を用意する
  3. 銀行の担当窓口の電話番号を確認する

交渉時に伝えるべきこと

1.他の銀行への借り換えを考えていること

例:「実は○○銀行への住宅ローンの借り換えを検討しており、仮審査まで通過しています

2.借り換え先の金利条件とメリット額。

例:変動金利0.32%で、トータルで100万円以上お得になるシミュレーション結果が出ました

3.今の銀行で金利を下げてほしいこと

例:他の銀行に変えた方がお得だとわかったので、借り換えようと思っていますが、こちらで金利を下げてもらうことはできますか?

交渉のポイント

  1. 本気で借り換えを考えていることを伝える
  2. 具体的な数字を示す
  3. 丁寧な態度で、でも要望はしっかりと伝える
  4. 借り換えという選択肢があることを忘れず、余裕を持つ

仮に交渉失敗=金利を下げてもらえなかったとしても、その場合は借り換えという選択肢が残っています!どちらにしても、負けることのない勝ち戦です。

金利引き下げ交渉の結果と判断

銀行が金利を下げてくれた場合、どのくらい下がるかは人それぞれです。

ただし、一般的には借り換えシミュレーションよりも高い金利を提案されることが多いです。

これは、借り換えにはもろもろの手数料や手間がかかるため、銀行側もそれを考えて提案してくるからです。

したがって、次の点を考えて判断する必要があります:

  1. 金利がどのくらい下がるか
  2. 借り換えにかかるお金(手数料など)
  3. 借り換えにかかる時間と手間

金利引き下げか借り換えか、どちらを選ぶべきか

最終的な判断は、お金の面だけでなく、自分の状況や重視したいポイントによって変わってきます。

次の点を考えて決断しましょう:

お金の面でのメリット

  • 借り換え方が金額的な下げ幅は大きいことが多い
  • ただし、手数料などを考える必要がある

時間と手間

  • 金利引き下げは比較的簡単に済む
  • 借り換えは手続きに時間がかかる

これからの金利の変化

  • 変動金利の場合、将来金利が上がるリスクを考える

今の銀行との関係

  • 他の取引や関係も考える

注意点とまとめ

最後に、住宅ローンの金利引き下げや借り換えを考えるときの注意点をまとめます:

  1. シミュレーションするときは手数料も含めた金額で判断する
  2. 金利引き下げには再審査が必要な場合がある
  3. フラット35は金利引き下げの交渉ができない
  4. これからの金利の変化も考える
  5. 定期的に見直すことが大切

住宅ローンの金利を下げることで、長い目で見ると大きな節約になる可能性があります。

この記事で紹介した方法やポイントを参考に、ご自身に合った選択をしてください。

お金を借りる環境は常に変わっているので、定期的に自分の住宅ローンの状況を確認し、必要に応じて見直しや借り換えを検討することをおすすめします。

賢く判断して、より良い家計管理を目指しましょう!

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